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*子育て&気儘な備忘録 *                      心と身体に優しい      シンプルな暮らしを・・・      


by yorokobi24
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自然分娩から自然育児に向けて 

ロハスなものに目覚めて食生活や洗剤などを見直してから1年半ほど立ちます。
ここ最近、育児生活にも余裕が出来てきたからか
今までのことを振り返り、思い起こす時間が増えました。
自分の今の「思い」を備忘録として書いてみようと思います。

この1年半は自分にとっては激動の日々でした。
父の闘病と死があり、自分は妊娠・出産・育児・・・を経験。

自分なりにその時々にベストだと思われる方法、
出来るだけ身体に優しく、子供にも良い方法を選んで過ごしてきました。

正直、今の世の中はモノに溢れ情報も沢山あり過ぎて選ぶのも大変ですし、
どの方法がベストなのか判断するのは困難だと感じます。
そして、良かれと思い実践するもののなかなか思い通りにならないことも多いです。

具体的に言うと先ず「出産」。
「自然分娩」を望み、赤ちゃんにとって最も負担の少ない出産を選びました。
その実現に向けて情報を集めて病院を選び、
食生活はかなりストイックになるくらい気を付けながら
理想の出産を夢見て妊婦生活を送りました。

そして迎えた出産は・・・陣痛36時間という予想外の展開。
使いたくなかった陣痛促進剤を使うことになり、
私の体力が限界でしたからやむを得ませんでした。
出産直前にはへその緒が赤ちゃんの首に巻きついてしまうハプニングもあり、
その影響か希望した「臍帯血提供」は実現できませんでした。

しかし、信頼する担当のお医者様にお任せした結果でしたし
何より元気な可愛い子を無事に出産できたのですから何も後悔することはありません。

ただ、何事も段取りをして理想像を追ってしまう「典型的A型」の私・・・(笑)
なかなか思い通りにいくものではないっと、つくづく思い知らされた出産体験でした。


陣痛時に担当の先生に言われてハッと思った言葉があります。

「促進剤を使わない。会陰切開をしないなど、病院の方針としてもできるだけ
自然な形で何より赤ちゃんに負担の少ない出産に向けてお手伝いします。
けれど、今の女性は体力がないから理想通りにいかないことが多いのよ。
昔の人は妊娠中も出産直前まで畑仕事して、足腰も丈夫だったから促進剤なんて
なくても産めたのよね~(笑)」っと。

確かにそうです。
私は自分の体力を過信していました^^;
初出産で自分の体力の無さも思い知ったんです。

何でも「自然」が良いと昔の方法を見直す風潮があり
私もそれに乗っかかっていたわけですけれど、
結局、「現在」に生きていて、生活習慣も昔とは変わっているのですから、
今の習慣に応じて医療の処置方法も変化しているのを
固辞するのはちょっと無理があると思いました。

何事も専門家でないと理解できないことが多いです。
「理想論」だけでは出産も育児もできません。。。
これからは何事ももっと柔軟に考えてみようっと思っています。

そのためにも多くの人、特に人生経験のある人の意見を聞くべきだなっと感じています。
ネット情報や今の新しい方法も大切ですが経験による知識って大きいと思います。

母になり、自分の母の意見の大切さを見直しています。
まだまだ私も我儘娘ですから日々反省の連続ですが・・・TT;
by yorokobi24 | 2008-11-18 01:41 | 愛娘ルカ 2008.06生